当会が行っている活動は、以下のとおりです。
宇都宮市の戸祭山緑地に生息しているトウキョウサンショウウオの調査や保全活動が、栃木県立博物館や(公財)グリーントラストうつのみやなどによって行われていますが、栃木両生爬虫類の会も活動に協力しています。
4月最初の日曜日に、県南のトウキョウサンショウウオの産卵地での調査・観察会を実施しています。毎年、同じ産卵地で調査・観察をしているので、毎年参加されている方は、産卵数の経年変化を実感することができます。
栃木市の小中学生を中心としたグループで、栃木市を主なフィールドとして、カエルをはじめとした両生類・爬虫類の分布調査や観察会・学習会を行っています。
塩谷町の東荒川ダムに隣接する名水パークの池で繁殖するカエルなどを、毎年3月中旬~7月下旬まで、栃木県立博物館を中心に、当会の会員や地元自然愛好家が一緒に調査してきました。
2001年に、両生爬虫類全種を対象とした栃木県全域にわたる分布調査報告書「とちぎの両生類・爬虫類2001」が栃木県から発行されました。この報告書発行後の追加調査結果や生息状況の変化などの情報を載せた改訂版を作成する作業を行っています。
アズマヒキガエルが、栃木県内のどこで、いつ産卵するのか知りたい!ということで、会員が手分けして県内各地のヒキガエルの産卵時期を調べ、情報を集積しました。
両生類・爬虫類の生態や保護などをテーマとして、シンポジウムや講演会を栃木県立博物館と共催しました。