トウキョウサンショウウオは、群馬県を除く関東地方と福島の一部に生息している両生類です。人里近くの丘陵部に暮らしているので、いろいろな開発によって生息地や産卵地が失われてきました。そのため国や県のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定され、絶滅が心配されています。
今回、栃木県内で長年にわたってトウキョウサンショウウオの調査や保全活動を続けてきた3人が、各地のトウキョウサンショウウオの現状と、そこで行われている保全活動について紹介します。身近な生きものと環境に目を向け、みなさんご自身で何ができるのかを考えるきっかけになれば幸いです。
開催日 2018年年9月24日(月・祝日) 13時30分~16時30分
会場 栃木県立博物館 講堂(宇都宮市睦町2-2)
内容
13:00~ 受付
13:30 開会
13:35~ 「トウキョウサンショウウオとは」林光武
13:50~ 「茂木町鮎田のトウキョウサンショウウオとその保全活動」菱沼知仁
14:40~ 休憩
14:50~ 「宇都宮市のトウキョウサンショウウオとその保全活動」林光武
15:40~ 「栃木県県南地域のトウキョウサンショウウオの現状」青柳育夫
16:30 閉会
講演者紹介
菱沼知仁 山椒魚愛護の会/栃木両生爬虫類の会
青柳育夫 栃木県教育委員会/栃木両生爬虫類の会
林光武 栃木県立博物館 /栃木両生爬虫類の会
参加費 無料
申込み 不要
主催 栃木両生爬虫類の会、栃木県立博物館
問い合わせ 栃木県立博物館 TEL 028-634-1311